Ubuntu9.10のNotify-OSDの問題点と解決方法

Notify-OSDとは

こーゆーやつ
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Ubuntu9.04からあるNotify-OSDはいわゆるLinux版のGrowlのようなメッセージ表示システムなんですが、
これはおそらくまだ発展途上なアプリで現時点ではMacのGrowlを遥かに下回る挙動だと言えます

Notify-OSDのダメな点を挙げる

もしかしたら自分のPC限定かもしれないけど書いてみる

  • タイマーが効いておらず、引数を指定して実行してもどれも同じ時間だけ表示される(notify-sendコマンドを実行してみるとわかる)
  • 一度に表示できるメッセージは1つのみ

格好良さはGrowlに近くなってきた感じはしますが、自分のPCではTwitterのタイムラインが永遠にゆっくり右上に映り続けるという状態だったので
とりあえずなんとかしてみました。

とりあえず何とかした結果

画像はTwitterクライアントtermtterのプラグインnotify-send3を使用したときのものです
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何とかする過程

Notification-Daemonをインストールする

これはUbuntu8.10まで使用してたと思われるメッセージ表示システムなんですが、Ubuntu9.10にインストールする

% sudo apt-get install notification-daemon 
表示設定をいじる
% notification-properties

こういう画面が出てくるので調整する
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notify-osdをkillする
% killall notify-osd
notification-daemonを起動する
% /usr/lib/notification-daemon/notification-daemon
普通にNotify-OSDを使うアプリを起動する
% termtter

とか

% gwibber

など

問題は

起動時にNotify-OSDをkillしないといけないところ

% killall notify-osd; /usr/lib/notification-daemon/notification-daemon&

を毎回実行するようにすればいいんじゃないでしょうか