キーボード派におすすめするLinuxのCompiz設定
はじめに
正直Compizなんか使わずにEmacsとか使って端末で全て完結させればいいっていう話もあるのですが、
そこはUnixの設計思想*1を都合良く解釈してなんとかしましょう!
WebブラウジングにはWebブラウザを使ったっていいし、音楽を聴くために各種メディアプレイヤーソフトを使ったっていいと思うのです。
しかしながら、ウィンドウとかをキーボードだけで操作しようとすると結構面倒でマウスを使ってしまう回数が増えて効率がなんだか悪い*2ので、
CompizというLinuxで動くオサレなウィンドウマネージャを使ってマウスの使用回数を減らす方法を書いていきます。
ちなみに
本気でキーボードだけで動かしたいならタイル型ウィンドウマネージャというのがあるので、それを使うといいと思います!
http://sourceforge.jp/projects/tilingwm/wiki/FrontPage
ここではあまり使いこなせていないCompizを有効活用する方法について書いていきたいです
環境
DELL studio15(AMD) ノートパソコン
Ubuntu9.10 64bit + Gnomeでチェックしてます。
ディスプレイは1920x1200+1440x900のデュアルディスプレイ構成です
グラフィックカードはATI Mobility Radion HD 3400です。
余談ですが、ATIとLinuxはすこぶる相性が悪いので(ドライバも悪い)、買うならNVIDIA系の方がおすすめです。というか絶対にNVIDIA系にした方がいいです。
標準で用意されたキーボードショートカット(Compiz入ってなくても使える)
これらはCompizで変更できるけど、別に変更しなくてもいいと思う。
逆に言えば変更すれば変態的でもっと快適なキーバインドになりえるので、色々考えられそう。
- ウィンドウの終了
- Alt+F4
- ウィンドウの移動
- Alt+F7
- ウィンドウのサイズ変更
- Alt+F8
- ウィンドウの最小化
- Alt+F9
- ウィンドウの最大化・最大化解除
- Alt+F10
CompizConfig設定マネージャを起動する
Ubuntu(Gnome)ならメニューのシステム > 設定 > CompizConfig 設定マネージャから起動できます。
端末ターミナルからは
$ ccsm
ここから先はこの設定マネージャの中での操作となります。
ワークスペースの分割数を増やす
ワークスペースを移動する
Linuxは最初からワークスペースがCtrl-Alt-矢印キーで切り替えられるのですが、Compizで色々設定できます。
キーボードでウィンドウ移動
特にデュアルディスプレイで効果があります!
縦横無尽にサクサク移動できるのでおすすめ。
標準のAlt+F7は微調整の最後の手段として使うのがいいと思う。
キーボードでウィンドウ切り替え
こんな感じで切り替えられる
ウィンドウ・マネジメント > シフト・スイッチャー を選択
キーボードショートカットは、キー割り当てタブの「次のウィンドウ(全てのワークスペースから)」から指定できます
MacのExposeっぽいやつ
最後に
関係ないけど、Macが欲しいです!!